出世間(しゅっせけん)とは、煩悩などのけがれに汚染された、この世界のすべての存在を世間というのに対し、それを超越しているものをさす。 現在、一般的に使われる出世(しゅっせ)は、この言葉からきたものであるが、以下のような用法がある。3.(或いは4.も)から来た用法は逆に世間に埋没している状態を含み、元の宗教的意味と一般用法との乖離が生じてしまった。 1. 諸仏が衆生を済度するために世界に出現すること 2. 世俗を捨てて仏道に入ること。 3. 昔、天台宗の比叡山では、公卿の子息が受戒し剃髪して僧侶となったものをいった。現在、世間一般で「出世が早い」、「立身出世」などと言われるのは、この公卿出身の僧侶の昇進が早かったところから言われるようになった。 4. 禅宗で、寺院の住持となること。高位の寺に転住することや、黄衣・紫衣を賜ること、また和尚の位階を受けることなどをいう。 5. この世に生れること 仏教以外の哲学思想(外道の教え)は執着を離れていない世間的な知恵に基づいていると仏教では見る。これに対し、仏教の説く、執着を断った超越的な智慧を出世間智という。

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雑糅
出世間法とは. 道心あるをこれ国宝と名付くとは何の謂いか. 本質的価値は統べて一大樹の縁に発する。 視覚は表面である。 その表面なるを持って価値と判断を与え、かつは汲み、かつは捨つ。 己の大地なるを知らざるが故である。 養分 ...
敬愛法(愛染明王)
がもっとも広範におこなわれたようです。 敬愛法には、「出世間法」と「世間法」の二法あります。 平安貴族や皇族の中には、出世のために相手を殺すような呪術として利用したものも. あるようです。 しかし、一般的には「夫婦の不和の修復や、かなわぬ恋愛の成就、衆人 ...
光華女子学園
仏教が世間と出世間に分けたように、真理にも俗諦ぞくたいと真諦しんたいの二つがある。 ... 一方、真諦とは仏教が説こうとしている究極の真理(出世間の法)であり、それを第一義諦ともいうが、その真理は一つであって、第二のものは存在しないが故に、 ...
6月 東大寺 毘盧舎那仏
世間出世間小考. 7月『大日如来』 真言宗の根本本尊は大日如来です。 各ご家庭の仏壇にも、その尊像あるいは掛軸がまつられていると思います。 でも真言宗寺院の本尊はというと、阿弥陀さんであったりお薬師さんや観音さんというよう ...